日本医療機能評価
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がんの診療について

当院ではガイドラインにしたがって、体に負担の少ない癌の治療を行っております。

癌の診療ガイドライン

当院では、以下のガイドラインにしたがって治療を行っています。

 特に、外科と協力体制の下、体に優しい、内視鏡治療を積極的に行っています。抗がん剤の治療も、入院だけでなく、外来化学療法室等を整備し専任のスタッフをそろえて、外来でも積極的に行っています。手術も、内視鏡手術を積極的に取り入れています。また、肝臓癌の予防的治療や肝動脈塞栓術、膵臓癌の治療など消化器系のがん治療が当院の最も得意とするところです。

  診療ガイドライン
胃癌 胃癌治療ガイドライン(PDF:3.81Mb)
大腸癌 大腸癌治療ガイドライン
食道癌 食道癌治療ガイドライン(PDF:2.23Mb)
膵癌 膵癌診療ガイドライン
胆嚢胆管癌 胆嚢胆管癌に対する公式なガイドラインは存在しないが、日本胆道学会のレベルの標準的ながん治療を行っている。
肝癌 科学的根拠に基づく肝がん診療ガイドライン2005年度版金原出版

診断実績

 当院では、特に、外科と協力体制の下、体に優しい、内視鏡治療を積極的に行っています。抗がん剤の治療も、入院だけでなく、外来化学療法室等を整備し専任のスタッフをそろえて、外来でも積極的に行っています。手術も、内視鏡手術を積極的に取り入れています。また、肝臓癌の予防的治療や肝動脈塞栓術、膵臓癌の治療など消化器系のがん治療が当院の最も得意とするところです。

昨年度(平成18年度)の診療実績は、以下の通りです。

種類 手術名称 2009年 2010年
胃がん・大腸がん 内視鏡下消化管手術 70件 71件
腹腔鏡下手術 1件 8件
開腹手術 85件 86件
肝・胆・膵がん手術 6件 26件
肝臓がん治療 経皮的動脈塞栓術 67件 103件

表1:麻酔及び手術等

  部位 2009年 2010年
化学療法(抗がん剤治療) 85件 134件
大腸 313件 346件
乳房 19件 0件
子宮 0件 8件
肝臓・胆嚢・膵臓 273件 344件
14件 6件
その他 81件 139件
総数 785件 977件

表2:化学療法抗(がん剤治療)

  2009年 2010年
上部消化管内視鏡検査 2769件 2787件
大腸内視鏡検査 1313件 1194件
MRI検査 2437件 2404件

表3:検査等

がんに係わる連携可能な医療機関

医療機関
肺がん 鹿児島大学病院
独立行政法人 国立病院機構 南九州病院
乳がん 医療法人 あさひ会 金子病院(鹿児島県いちき串木野市下名6002)
特別医療法人 博愛会 相良病院
子宮がん・前立腺がん 鹿児島大学病院
独立行政法人 国立病院機構 鹿児島医療センター
放射線治療 独立行政法人 国立病院機構 鹿児島医療センター
血液疾患 独立行政法人 国立病院機構 鹿児島医療センター
財団法人 慈愛会 今村病院分院
化学療法全般 癌研有明病院

当院は、鹿児島県内でも有数の消化器病診療の専門施設です。

     診断から治療、がんの予防的治療など診療ガイドラインに基づいた集学的治療を積極的に行っています。最先端の手技を含めた消化管・肝・胆・膵系の検査・治療をオールマイティに安全確実に行っています。

がんの診療については、院内全ての職種の協働で患者さん中心の医療を推進しています。

     診療科や職種の垣根を越えて、患者さん個々の診療について、キャンサーボードを中心としたカンファレンスで話し合い、検討しあって進めています。

化学療法については、癌研有明病院と連携して、最先端の治療を行っています。

     当院には、化学療法の長期研修を受けた医師と医師・薬剤師・看護師チームで癌研有明病院で短期研修を受けたスタッフを中心に最先端の治療を行っています。外来や一泊入院で化学療法を行う場合、副作用対策など在宅で行うことになります。QOLの拡大と共に、自己管理をいかに行うか継続したサポートが必要になりますが、専門医を中心にチームで支援していきます。

インターフェロン治療と肝臓がんの治療、慢性肝炎治療の専門診療施設です。

     C型慢性肝炎に対するインターフェロン治療を数多く行っています。C型肝炎の治癒症例は180例を超え新規発癌は2例とわずかで、肝細胞癌抑制効果は当院でも実証されています。治験にも積極的に取り組み、肝炎・肝臓癌治療について新しい治療法及び技術を取り入れてさらに充実させていきます。また、熟練した肝臓内科医による肝細胞癌の治療も積極的に行っています。

乳ガン、血液疾患のがんについて専門医を非常勤医師として迎え診療を行っています。

     乳ガンは週1回、血液疾患は週2回の外来診療を行い、当院の優れた化学療法チームとの連携で外来化学療法、状況によっては常勤医師との連携で入院治療も行っております。

地域がん相談室が有り、緩和ケアチームと共に院内外を問わず相談に応じています。

     当院には、「地域がん相談室」ができました。緩和ケアチームの一員として活動している相談員(緩和ケア認定看護師)が、入院されている患者さん以外の方のご相談にも応じています。患者さんの家族の方や、ほかの病院に通院している患者さん、症状があるけど受診するかどうか迷っている患者さんなど、それぞれに悩んでいらっしゃるだろうな、相談相手はみなさんいるのかな、ひとりで悩んでいないかな、と思っています。お電話での相談、直接お会いしての相談のどちらでも、また、お名前や連絡先も言いたくない、など、色々なご都合もあると思います。そのような状況も配慮いたしたいと思いますのでどうぞ遠慮なくお電話ください。

当院では、患者さんの意思決定を組織で支えます。認定看護師が支援します。

     患者さんやご家族にとって納得した医療を受けられるための支援を組織を上げて取り組んでいます。基本理念・患者憲章に基づいて、患者さんの意向を大切にした医療の実践を目指しています。初診時からそれぞれの段階に応じて、患者さんの意向を聴きながら、(がんの告知や望む生き方に伴う意向など)、十分な説明が出来るように、また患者さんの疑問や悩みに応えられるように、緩和ケア認定看護師や院内認定の医療決断サポーターがいます。