日本医療機能評価
3rdG:Ver.1.0 取得

チーム医療

 私たちは、チーム活動を通して患者さんの診療にあたっています。主治医や受持看護師、担当薬剤師、担当リハスタッフというように責任体制はとっていますが、患者さんやご家族を中心にして担当者同士がお互い相談しながら患者さんにとって最善の医療を目指して取り組んでいます。
 職種間でのカンファレンス、多職種合同カンファレンス、患者さんや家族を交えてのカンファレンスなど、それぞれがプロフェッショナルとして意見を述べ相互理解に努めています。その根幹をなすものは、コミュニケーションだと考えています。相手を尊重し認め合い高めあってこそ信頼は生まれ、成長していくことが出来ます。
 十分な話し合いによって方針が決まり、共に同じ方向を見て進めていきたいと念じて取り組んでいます。
 また、当院では専門家チームとしての医療チームが機能しています。緩和ケアチーム、ICT、NST・摂食嚥下口腔ケアチーム、褥瘡ケアチーム、がん化学療法チーム、呼吸ケアチーム、それぞれが、専門的な知識と技で現場を支援しています。病院全体の質の向上に貢献しています。
 がん診療におけるキャンサーボードをはじめとする各診療に関わる専門家チームなどより質の高い医療を目指して取り組んでいます。

緩和ケアチーム

メンバー構成

  • 緩和ケア医師
  • 緩和ケア認定看護師
  • 薬剤師
  • 管理栄養士
  • 薬剤師
  • 医療ソーシャルワーカー
  • 病棟・外来リンクナース

活動内容

 悪性腫瘍の患者に限らず、様々な重篤疾患においても、患者あるいはその家族に対し緩和ケアチームのサポートの下、各科連携したチーム医療を行い、患者ひとりひとりを個人として尊重し、いかにQOLを高められるか検討し、一般病棟で緩和医療が円滑に行われるように努めています。
 また、その過程において、患者の意思決定を支援し、患者家族が納得して対処できるよう地域の医療福祉と連携して支援しています。
 併せて、家族のグリーフケアを念頭に入れてケアすると共に、亡くなられた後のデスカンファレンスを行い、緩和ケアの質向上にも努めています。

がん化学療法チーム

メンバー構成

  • 各診療科医師
  • がん化学療法認定看護師
  • リンクナース
  • がん化学療法認定薬剤師

活動内容

 化学療法は日進月歩する中で、最新の知識・技術を身につけるように学習会を行い、初めて使うお薬に関しては、患者に合ったお薬、量、治療の流れなのかなど、十分検討し、他職種でコンセンサスが得られた上で、抗がん剤を使用していく仕組みになっています。
 その後の評価もしていきます。治療により、副作用が最小限になるような薬の使い方、食事の取り方、生活の送り方など患者の生活に応じて一緒に考えています。

感染対策チーム

メンバー構成

  • 感染管理医師2名
  • 感染管理認定看護師
  • 薬剤師2名
  • 事務2名

活動内容

 院内の感染防御、@患者さんが新たに感染症疾患に罹患しない、A職員や訪問者が感染を受けないように対策を講じることを目的とした組織です。
 抗菌薬の適正な使用や、病原微生物の検出状況などを話し合い、ラウンドを実施し活動しています。
 病院内で院内感染に関する問題が生じた場合は迅速に対応しています。また、感染防御に関する相談、指導的役割も担っています。
 霧島市、姶良市にある地域の病院のICTと感染防御に関する情報交換、教育を行い、新たな医療連携を構築しています。

栄養サポートチーム

メンバー構成

  • 医師
  • 薬剤師
  • 看護師
  • 言語聴覚士
  • 管理栄養士

活動内容

 NST(栄養サポートチーム)は医療の一環として、関連する多職種によりその専門性をもって患者様個々に適切な栄養療法(静脈・経腸・経口栄養)のサポートを目指して活動しております。

 「水曜朝のNST」(症例検討会)
 「木曜昼の研修会」
 JSPEN NST稼働施設

褥瘡対策チーム

メンバー構成

  • 外科系医師1名
  • 皮膚・排泄ケア認定看護師
  • 薬剤師
  • 栄養士
  • 事務1名

活動内容

 入院患者全般、褥創患者に対する予防、治療、評価および実践指導を行っています。また、褥瘡に対する医療の質の向上を図り、褥瘡発生予防・早期治癒を目指して、院内教育も含めて対外的にも活動しています。

呼吸ケアチーム

メンバー構成

  • 吸器内科医師1名
  • 看護師2名
  • 臨床工学技士1名

活動内容

 人工呼吸器を装着されている患者様のラウンドを行い、患者様に苦痛がないか、十分な呼吸ケア管理ができているのかなど主治医、看護師と相談しながら確認しています。また、離脱についても相談に応じ、アドバイスも行っています。
 呼吸リハビリなど必要な場合連携をとっています。

摂食嚥下口腔ケアサポートチーム

メンバー構成

  • 歯科医師(非常勤)3名
  • 看護師2名
  • 必要時栄養士
  • 言語聴覚士

活動内容

 急性期病院において、術前の評価、がん化学療前の口腔ケアの教育、支援も患者のQOLを低下させない為の手段である。地域の歯科医師会の医師の協力のもと月2回ラウンドを行い、アセスメント、実践、評価を行っています。